• 03-3883-2020
  • 西新井駅東口より徒歩3分
  • 〒121-0815 東京都足立区島根3-7-13
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下痢

当院は、東京都足立区にある西新井大腸肛門科で、消化器疾患と肛門疾患に特化した内視鏡検査と肛門疾患の手術を行っています。このページでは、下痢に関する情報をわかりやすく説明し、症状や原因、治療法についてご紹介します。

下痢が起こる主な原因は?

主因はウイルス・細菌感染、食あたり、薬剤(抗菌薬など)、乳糖不耐、脂質やアルコール過多、ストレスや冷え、不衛生な水や食品の摂取です。

食事・食中毒

下痢の主な原因の一つは、食事によるものです。特に、細菌やウイルスに汚染された食品を摂取すると、急性の下痢を引き起こすことがあります。食中毒は、食べ物から感染することが多く、食事の衛生管理が重要です。また、過剰な油分や刺激物の摂取も、腸内細菌叢の乱れや水分吸収バランスが崩れ、下痢を引き起こす原因となります。

ストレス・疲れ

心理的なストレスや身体的な疲労も、腸の働きに影響を与え、下痢を引き起こすことがあります。ストレスが自律神経に作用し、腸の運動が乱れると、水分の吸収バランスが崩れ、下痢の症状が現れることがあります。十分な休息とリラックスした環境を整えることが、腸の健康維持に繋がります。

ウイルス・細菌感染

ウイルスや細菌による感染は、下痢の一般的な原因です。特に、ノロウイルスやロタウイルス、サルモネラ菌などが関与し、急激な下痢と共に腹痛や吐き気を伴うことが多いです。感染が広がることを防ぐためにも、手洗いや衛生管理が重要です。

薬の副作用

抗生物質やその他の薬剤は、腸内の正常な細菌バランスを崩すことがあり、下痢を引き起こす原因となることがあります。薬の使用後に下痢が続く場合は、医師に相談することが重要です。自己判断での薬の中断は避け、適切なアドバイスを受けることが大切です。抗生物質がどうしても必要な場合は、併せて抗生剤に対応した整腸剤が処方されることもあります。

下痢に伴って現れる主な症状は?

腹痛・腹鳴、吐き気や嘔吐、発熱、血便や粘液便、しぶり腹、腹部膨満、脱水(口渇・尿量減少・めまい)、倦怠感や食欲低下、体重減少が伴うことがあります。

腹痛

下痢が起こると、腹部に痛みや不快感を感じることがあります。これは腸の急激な動きによるもので、痛みの程度は個人差があります。痛みの部位や性質によって、原因を特定する手助けにもなります。

吐き気・嘔吐

下痢に伴って吐き気や嘔吐が現れることがあります。特に感染症が原因の場合、これらの症状が強く現れることが多いです。嘔吐が続く場合は、脱水症状を引き起こす恐れがあるため、注意が必要です。

発熱

感染症が原因の場合、発熱を伴うことがあります。体温の上昇は、体が感染と戦っているサインです。発熱が続く場合や高熱を伴う場合は、医療機関を受診することが推奨されます。

注意が必要な便の状態・性状

タール状の黒色便、鮮血便、膿や大量の粘液便、強い悪臭、夜間も止まらない水様下痢、発熱や激痛・脱水を伴う下痢は重症の可能性があり、早急な受診が必要です。

水のような便(水様便)

水様便は腸の炎症や感染が原因で発生しやすく、脱水症状を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。特に、長期間続く場合は、早急な受診が求められます。

血が混ざる・黒い便(血便・下血)

便に血が混ざる場合や、黒い便が出る場合は、消化管の出血を示す可能性があり、緊急の受診が必要です。血の色や状態によって、出血の部位を推測する手助けとなります。

便の臭いがきつい

異常に臭いが強い便は、腸内の感染や消化不良を示すことがあり、注意が必要です。特に、普段とは異なる臭いを感じた場合は、何らかの異常があるサインかもしれません。偏った食生活は正常な腸内細菌のバランスを崩すため、そのような菌が定着し、便の臭いがきつくなることもあります。

下痢が続く・繰り返す場合に疑う病気

過敏性腸症候群、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)、感染性腸炎、SIBO、乳糖不耐症、胆汁酸下痢、甲状腺機能亢進症、薬剤性、腫瘍などが考えられます。

炎症性腸疾患(IBD)

クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患は、下痢が続く主要な原因の一つです。これらの疾患は慢性の炎症を引き起こし、定期的な医療管理が必要です。症状が進行すると、生活の質にも影響を及ぼすことがあります。IBDの詳細は当院のHPの潰瘍性大腸炎クローン病をご参照ください。

過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群は、ストレスや食事に影響される腸の機能障害で、下痢や便秘を繰り返すことがあります。特に、ストレスが強い時期に症状が悪化することが多いため、心理的なケアも重要です。詳細は当院HPのIBSの項をご参照ください。

感染性腸炎

ウイルスや細菌による感染が持続している場合、慢性的な下痢が生じることがあります。患者さんの食事内容の聴取や、もともと治療されている病気や、現在飲んでいる薬、海外渡航歴などの情報が重要です。多くは自分の免疫力で自然に治癒していくケースが多いですが、特殊な細菌やウイルスの場合は、それに応じた治療が必要な場合があります。症状が強い場合は、入院や点滴の管理が必要です。

ピロリ菌と下痢の関係は?

ヘリコバクター・ピロリ菌は、胃の内壁に感染し、胃炎や胃潰瘍を引き起こすことがあります。この感染が腸に影響を与えることがあり、下痢の原因となることもあります。ピロリ菌の検査と治療は、消化器系の健康を維持するために重要です。下痢の原因が様々な検査でも不明の際は、ピロリ菌の検査や胃カメラが必要な場合があります。

下痢が続く・繰り返す場合は何科を受診する?

下痢は大腸の水分吸収のバランスが崩れ、引き起こされます。地域に「大腸肛門科」があれば、一番よいですが、続いて「消化器内科」は消化管全般を扱うため、通常の「内科」よりも専門的な診察や治療が可能です。下痢に伴い、肛門の違和感や痛みがある場合は、必ず「肛門科」を受診しましょう。

受診の目安

下痢が数日以上続く場合や、血便、激しい腹痛、発熱を伴う場合は、消化器内科、外科、肛門外科を受診することが推奨されます。さらに消化器疾患の専門医を有している医師がいる医療機関への受診が、早期の診断と治療につながります。特に、慢性的な下痢が続く場合は、専門的な評価が必要です。専門医とは「消化器内視鏡専門医」「大腸肛門病専門医」「消化器病専門医」を指します。

当院では、上記専門医がすべて揃っている数少ないクリニックです。是非ご相談ください。

下痢の検査について

下痢の原因を特定するためには、以下の検査が行われることがあります。

内視鏡検査

内視鏡を用いて消化管の内部を直接観察し、異常を確認します。必要に応じて生検を行うこともあります。これにより、腸の状態を詳細に評価できます。

便検査

便中の病原体や血液を調べることで、感染症の有無を確認します。便検査は、迅速かつ簡便に行える検査ですが、菌の培養には時間を要します。結果がでるまで1週間程度を要します。

血液検査

血液検査では、炎症マーカーや腎機能、電解質のバランスを評価し、脱水の程度を確認します。これにより、全身状態を把握することができます。

下痢の治療方法

下痢の治療は、原因によって異なります。

薬物療法

感染症が原因の場合、抗生物質や抗ウイルス薬が処方されますが、多くの菌やウイルスに対しては、通常の免疫力があれば自然に治癒してゆくことが多いのが実情です。

不用意な抗生物質などの投与は、個人個人の常在している腸内細菌の一部にも効果を示すため、逆に症状が悪化する場合もあります。

また、下痢止めの薬も使用されることがありますが、下痢は「菌やウイルスを体外に排出する作業」でもありますので、下痢止めの使用が感染症の治りを悪くしてしまうこともあります。感染が原因の場合は慎重に使用する必要があります。医師の指示に従い適切に使用することが重要です。

栄養管理

食事療法

消化に優しい食事を心がけ、脂肪分や刺激物を避けることが重要です。回復期には、食物繊維を含む食品を摂取することが勧められます。特に、腸に優しい食品を選ぶことが大切です。食事が取れなかったりする間は点滴で直接栄養や水分補給、電解質調整を行うこともあります。

下痢の予防と日常生活での注意点

手洗いと十分な加熱、清潔な飲水を徹底し、冷え・飲酒・脂っこい辛い食を控えます。発症時は経口補水で脱水を防ぎ、消化にやさしい食事を少量頻回に。睡眠とストレス管理も有効です。

生活習慣の改善

規則正しい生活やバランスの取れた食事が、腸の健康を維持するために重要です。特に、十分な睡眠と適度な運動が腸の働きを助けます。

ストレス

ストレス管理が腸の健康に寄与します。リラクゼーションや趣味の時間を持つことが大切です。ストレスを軽減する方法を見つけることが、症状の改善につながります。

衛生管理

手洗いや食品管理を徹底し、感染症を予防します。特に食事前やトイレの後は、しっかりと手を洗うことが重要です。衛生管理は、病気を防ぐ基本的な手段です。

避けるべき食事

アルコールは短期的には腸からの水分の吸収を阻害したり、腸の動きを活発にするため下痢を生じやすくなります。長期的なアルコールの過剰摂取によって、腸内細菌叢のバランスが徐々に乱れるため、併せて下痢になりやすくなります。また、脂肪分が多い食品や辛い食品、加工食品は腸に負担をかけるため、避けることが推奨されます。これにより、腸の健康を維持することができます。

整腸に役立つ食事

ヨーグルトや納豆などの発酵食品を積極的に摂取することで、腸内環境を整えることができます。整腸作用のある食品を意識的に取り入れることが大切です。腸内環境が変化していくのに時間を要しますので、短期間で摂取をやめてしまうとせっかく効果が現れるはずだったことを中止してしまうことにもつながるため、1ヶ月以上は自分に合いそうな食品は続けてみましょう。

まとめ

下痢はさまざまな原因によって引き起こされる症状であり、放置すると健康に影響を与える可能性があります。当院では、下痢に関するさまざまな症状に対応し、適切な診断と治療を行っています。症状にお悩みの方は、ぜひお気軽にご来院ください。

西新井大腸肛門科は足立区でも数少ない消化器疾患の専門医を有している医師が常に診察を行なっている、「消化器疾患」「肛門疾患」の専門医院です。

下痢や腹痛がある場合は、ぜひ一度ご相談ください。

監修医紹介

くぼた やわら先生

久保田 和(くぼた やわら)

日々の外来診療では、患者様の訴えに真摯に耳を傾け、病気のことだけでなく、たわいもない会話を大事にして、診療にあたっています。
胃、大腸、肛門のことでお困りの際は是非ご相談ください。

経歴

北里大学医学部卒業。医学博士。消化器内視鏡専門医、大腸肛門病専門医。
がん感染症センター都立駒込病院で初期研修後、大学病院及び関連病院にて、消化器疾患の内視鏡検査や治療、腹部手術に従事。
現在は、西新井大腸肛門科に肛門及び消化器疾患の外来診察や大腸内視鏡検査、胃食道内視鏡、大腸ポリープの内視鏡治療、肛門疾患の手術を行っている。
2021年より西新井大腸肛門科内視鏡センター長。2026年より副院長に就任。

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診療内容
肛門科、消化器科、大腸内視鏡、胃内視鏡、おしりの手術(日帰り/入院)、大腸ポリープ切除(日帰り/入院)、各種検診・健診
院長
久保田 至
住所
〒121-0815
東京都足立区島根3-7-13
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